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AirPodsの偽物の見分け方をアップルストアで聞いてきました

先日ネット通販でAirPods(MV7N2J/A)をいくつか買いました。そのAirPodsを未開封の状態で買取屋さんに持って行ったところ、偽物の恐れがあるため一部買取不可となりました。2020年になってから偽物の質が上がったのか買取が厳しくなっています。不安になったので買取してもらえなかったものをアップルストアに持ち込み、偽物かどうか確認してもらいました。その際、店員さんに聞いた偽物の特徴と買取不可だったAirPodsの種類について記載しました。

先に結論を述べると買取してもらえなかったAirPodsはほぼ本物ということでした。未開封の状態では確実に判断できないため開封する必要があるとのことでした。

・買取不可品のAirPodsの特徴

-ラベルの違い

買取屋さんはAirPodsのラベルで買取の判断をしていました。AirPodsのラベルは2種類あり、買い取ってもらえなかったAirPodsのラベルは①のレイアウトでした。買取不可品はプラマークが左、電波マークが右にありますが、買取してもらえたラベル(②)は電波マークが左、プラマークが右に配置されているラベルでした。

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 ②

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-ケースの個体差について

 下の写真は両方とも買取不可ラベルのAirPodsです。右AirPodsはケースの画像が少し暗く印刷されています。印刷された文字をよく見ると左が2018年製、右が2019年製でした。また、シュリンクを光に当てると製造時につくと思われる小さな穴が空いているのですが左(2018年製)は10mm間隔、右(2019年製)は8mm間隔で空いていました。個体差はありますがどちらも本物ということでした。

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(写真では右が小さく見えますが実際の大きさは同じです)

 

アップルストア店員さんに聞いた偽物の特徴

-シリアル番号が存在しない

アップル製品は「保証状況とサービス期間を確認する(https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/)」のページで保証状況を確認することができます。ここにシリアルナンバーを入力して情報が表示されれば偽物の可能性は低くなります。

-シリアル番号に紐づけされた情報がおかしい

AirPodsのシリアルナンバーには、いつ、どの店舗から購入されたかの情報が記録されています。この情報は自分では確認することができず、アップルストアで確認してもらえます。偽物の場合はこの情報がおかしいそうです。

-ラベルの情報がおかしい

海外で販売されているAirPodsはラベルに中国語が記載されていたり、プラマークや電波マークがありません。プラマークや電波マークは日本のAirPodsだけに記載されており、海外製品にはないです。偽物は海外ラベルに多いようなので日本語が書かれているだけで少し本物の可能性が高くなると思います。また、偽物は同じシリアルナンバーが使いまわされているそうです。

-外装ケースとチャージングケースのシリアル番号が一致しない

これは開封済みのAirPodsのみで確認できます。本物の場合はケースに記載されているシリアル番号とチャージングケースの内側に記載されているシリアル番号が一致します。

感想

私が確認してもらったときはシリアルナンバーに正規販売店の購入日が紐づけられておりいたため、ほぼ本物ということでした。ただ、未開封で確認してもらったのでチャージングケースのシリアル番号が確認できませんでした。買取屋さんに買い取ってもらえなかったからといって偽物とは限りませんでした。偽物の制度もどんどん上がっているようで買取屋さんも慎重になっているようですね。