Amazonセラーセントラルのいたずら注文対策と被害に遭った後の対応について
[まとめ]
Amazon販売でいたずら注文を完全に防ぐ方法はありません。自己発送の場合は一部注文を制限できますが、FBAでは何もできません。いたずら注文を受けた後に再び被害に遭いにくくすることはできます。
[詳細]
先日いたずら注文被害(繰り返し大量注文保留される)に遭いました。その時に調べたいたずら注文の対策について書きます。いたずら注文に遭ったら、まず下記のページを参考に注文をキャンセルしてください。この記事ではその後の対応について書いてます。
・FBAから自己発送にする
FBAの場合は全ての注文をamazonが受け入れてしまいます。自己発送にすることで相手の住所を確認でき、支払い方法も一部制限できます。一時的に自己発送にして、いたずらが収まるか確認するのも1つの方法です。
・コンビニ払い、代引き注文を無効にする(自己発送のみ)
自己発送の場合はコンビニ払いと代引きを無効にできます。これにより保留攻撃されにくくなります。クレジットカード決済でカードの有効期限切れなどがあった場合も注文が保留になるので完全に保留攻撃を防ぐことはできません。
設定方法
セラーセントラル右上の[設定]→[出品用アカウント情報]→[支払い方法の設定]からコンビニ支払い、代金引換を無効
・テクニカルサポートに報告してアカウントを停止してもらう
いたずら注文された注文番号をテクニカルサポートに報告して購入者のアカウントを停止してもらいましょう。報告しても購入者のアカウントはすぐに停止にはなりません。恐らく1週間はかかると思います。アカウントが停止したとしても、他のアカウントをつくれてしまうのであまり効果はありません。
設定方法
・商品の出品を停止する
いたずら注文の大半は同業者だと思います。あなたが商品を出品したことで、カートが取れなくなったり、価格が下がりすぎたためにいたずら注文してきます。そこで、価格競争が激しい商品や、常にあなたがカートを取り続けている商品があればその商品の出品を停止して様子をみましょう。もし、いたずら注文が止まれば出品停止した商品の他の出品者がいたずら注文をしている可能性があります。しばらく出品を停止していたずら注文者の商品が売り切れるのを待つのもありです。それでも続くようならば、全商品の出品を停止して相手が飽きるのを待つしかないです。
以上が被害に遭った後の対応です。それでも続くようならば警察に相談してみましょう。